つなげて一文にすると…
すぐに売れそうな見込み客を探し回る探索営業ではなく、
名刺交換した全ての人脈を未来の顧客、または未来の紹介客として、長期に接触し、
売る前に、信用を築き、売れる機会に無理なく、価値を売り、
代金と価値を交換して、お互いに喜び合いながら商取引できる、
リピーターという人脈を増やすのに適した、
いつ売れるか予測不可能な商品を売るのに適した戦略です(広告や士業など)
「ナンボ売り上げろ!」と激を飛ばすよりも、たとえば、山の頂上へ登りつくには、二合目や五合目を経過するように、
「今日の商談は何分間だったか?」や
「今日は何枚の新しい名刺を集めたか?」
のような、売上目標へ至る過程の数字が重要であることは、ご存知の通りです。
戦略ですから、すべての途中経過を数値化してチェックします。数値化の一例として、
目標地点が数値化されていれば、戦略が成功しているかどうか分かりますし、体系化された戦略であれば、チーム(組織)全員で共有できます。
戦法化すれば新人セールスマンでも動けます
上記は、展示会の戦法例ですが、他にも、たとえばチラシ一つとっても数多くの戦法があります。ダイレクトメールにしても、広告にしても、何か戦術を展開すれば上手くいくという単純なものではなく、戦法レベルの細部まで(たとえばキャッチコピーひとつにしても)考え抜く必要があり、それには心理学に基づくツァイガルニック効果や、NZFの法則に基づくアイフロー等のテクニック(各戦法)が、まだまだ沢山あります。すべての戦術を一つ一つ戦法化することで、具体的に何をすればよいか、入社一年目でも理解でき、すぐに動けるようになります。