バリュー・プロポジション(顧客価値提案) - インターアクティブ・マーケティング

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バリュー・プロポジション(顧客価値提案)/お客さんのメリットを提案しよう
バリュー・プロポジション(value proposition)は、価値命題や、価値ある提案と訳されます。
意味は、
「商品の価値を伝えよう」
ということ。
「なんだい。そんなの当たり前じゃん」
との反論が返ってきそうなので(笑)敢えて取り上げてみました。
果たして、あなたの商品の価値は、顧客へ伝わっているでしょうか?
よくありがちなダイレクトメールを開けてみましょう。ほとんど、
・ 商品のパンフレット(ブロシュア)

・ 申込書(オーダー・フォーム。レスポンス・シート)
が入っています。
・挨拶状(レター)も入っていれば上出来。
だいたい、以上の3点が入っています。
しかし、中には
「なんでウチへ送ってくるんだろう?」
といった商品や、
「商品(例えば干物)の写真がズラズラ並んでいて、ただ高いだけの干物なんて誰が買うかい、スーパーで買うワ」
といったダイレクトメールも見受けられます。
要するに、
「ナゼ自分が買うのか?」
お客さんへ理解させられずにDMを送っているのです。そういうDMを、あなたも一度は受け取ったことがあるでしょう。
マーケティング・コンサルタント小笠原昭治
つまり、
・誰にとって
・どんな魅力(ベネフィット)がある商品か?
が説明されている必要があります。
市販より高価であるなら、高価である理由が必要です。
もちろん、分りやすく。
代理店開拓のDMであれば、代理店のメリットが要りますし、
エンドユーザー向けのDMであれば、エンドユーザーのメリットが必須。
当然、同一商品のDMであっても、ターゲットによってベネフィットは異なるため、別々のDMに仕上がるはず。
DMは一種類とは限りません。
余談ですが、まず真っ先に「誰にとって」が問われるため、DM戦術の優先順位第一位は“リスト”。
バリュー・プロポジションを伝える場は、意外と身近にあります。
DMのブロシュアのみならず、あなたの会社にも、商品のパンフレットがあることでしょう。
それが生産財なら、写真とスペックだけがズラズラと並んでいても構いません。顧客もプロですから、伝わります。
しかし、BtoC向けのパンフレットとなると、勝手が違ってきます。パンフレットのみならず、メニューや商品広告も然り。
マーケティング・コンサルタント小笠原昭治
パンフレットもメニューも商品広告も、販売の助成を目的としています。つまり、売れてナンボ。
いうことは、商品を売ることが目的です。
広報のために作られる会社案内などのPRツールとは目的が異なります。
それなのに、
・ただ単に美しいだけのパンフレット

・商品写真を並べただけのパンフレット

・組織図や社長挨拶が載ったパンフレット
を見かけたことがあるでしょう 
そこで
「どうして、このようなパンフレットにしたのか?」
理由を訊ねると、
「印刷会社やデザイナーに依頼したら、こうなった」
との答が返ってくることがあります。まるで、他社の彼らに売上を任せているようなものです。
(ページ半分まで読みました)
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パンフレットには、
・どんな人が
・どのように使えば
・どんなメリットがあるか
説明されている必要があります。
それも、わかりやす〜く。
もちろん、どうしてこんなデザインになったのか、コンセプトが要ります。
SPツールを 「何となく、美的感覚で」 作ることなど、慣れ合いでもなければ、あり得ません。
バリュー・プロポジションなくして、販促パンフレットとは呼べないのです。
マーケティング・コンサルタント小笠原昭治
また、パンフレットは、一種類とは限らず、3つのターゲットがあるなら3種類のパンフレットがあっても構いません。
パンフレットは、もの言わぬプレゼンテーターなのです。
そのパンフレットが自己満足のパンフレットや、広報用のパンフレットならばバリュー・プロポジションは必要ありませんが、販促用であるならば、バリュープロポジションが必要不可欠。 
営業活動を例に取ってみましょう。「買ってください」を連呼する営業マンがいますよね?
優秀な営業マンなら
「あなたは、これを買えば、こういうメリットがあります」
と伝えられます。
一方のボンクラ営業マンへ、
「買うのは良いけど、それを買えば、どんなメリットがあるの?」
と投げかけると、しどろもどろになるか、意味不明なことを言い出すか、お願い営業になります。
これは、意外なことに、大手企業の営業にも多いようです。
厳しいようだが、これは営業マンだけが悪いのではなく、商品のベネフィットを教えずにいる上長にも問題あり。
拙著か何かに書いたと記憶していますが、
「人様のタメが自分のため」

「顧客のためになることが、自分のためになる」
とは、顧客のメリットを考えてあげることが、売上に繋がるということです。それがバリュー・プロポジション。
たとえ商品に魅力がなくても、
「こう使えば、あのお客さんに重宝がられる」
という販路(市場)を切り拓くのも、優秀な営業マンならではの仕事です。
 (小笠原昭治/筆)
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